絶対に後悔しない。正しい決断にあなたを導く4つの意思決定方法。【100冊書評#004】

本屋で意思決定に関連する本を10冊読んだので簡単にまとめたいと思います。

共通点

  1. 人が意思決定する際には概して陥りやすいバイアスがある

2.そのバイアスを”問い”や”フレームワーク”により意識的に回避する方法が書かれている

3.目的の明確化、網羅的な情報収集、選択と集中が重要

①6つのクローズドクエッション

実質的な問い

1.決定する必要があるか

2.選択肢はそれだけか

3.考え抜いたか

内面への問い

1.自分に正直か(真実か)

2.自分の直感に従っているか(バイアス排除)

3.自分の価値に正直か(バイアス排除)

1分間意思決定[新装版]――決断力が身につくたった1つのルール

1分間意思決定[新装版]――決断力が身につくたった1つのルール

最初に読むのにオススメ。忙しい人はこれだけでもいい。

読みやすく内容も絞られていて平易かつこの本で紹介されている意思決定マップが有用だから。関連文献は手法にフォーカスされていて、意思決定のどのフェーズで使うものなのか見えにくいものもある。その際に、活用フェーズを確認する際にこのフレームが役立つ。

②倫理的決定こそが正しい決定

A.帰結型(功利主義。ディシジョンツリーやゲーム理論などか。)

B.規範型(法律、規律に従う。中庸が重要。)

C.配慮型(黄金律。自分がして欲しいことをせよ。)

意思決定のジレンマ

意思決定のジレンマ

③システム思考

1.成果マップ

時間(過去・現在・未来)x、成果(定性・定量)yとして現状維持、対処時のグラフを描く。

2.因果関係ループ

→同(正の因果関係)

→逆(負の因果関係)

という2つの記号を用いてループを描く。

⇨打ち手

–→打ち手による影響で効果判断。

④選択のマトリクス

⑴選択のマトリクス

足切り型×一点突破型)×(加点方式×減点方式)

⑵2タイプの問題

A.解決方法確立

B.解決方法未確立

Bの問題もABに分割可

⑶2つの判断基準

A.満足解(条件を満たすが必ずしも最適ではない。)

B.最適解(複数の網羅的選択肢の最上解。)

その他参考文献

ビジネス意思決定---理論とケースで決断力を鍛える

ビジネス意思決定---理論とケースで決断力を鍛える

ケースを解くことで意思決定の練習を積むことができる。一通り意思決定に関する本を読んだ後にそれを定着させるために使う。

問題解決のためのセパレート思考

問題解決のためのセパレート思考

必要な問いか否か、目的は何かを考える際に有効。選択肢網羅と考えるフェーズでも使える。

ただし、内容はメモの書き方のコツといくつかの対立軸の提示にとどまる。

問題解決ドリル―――世界一シンプルな思考トレーニング

問題解決ドリル―――世界一シンプルな思考トレーニング

フレームの紹介とその使用例の羅列。フレームを知るだけで十分なのでさっと立ち読みするのがいい。

瞬間フレームワーク

瞬間フレームワーク

有名なフレームワークがまとまっている辞書的なもの。意思決定のフローを把握した上で、難しいと感じたフェーズの解決に使うと良い。ただし、フレームワーク辞典は他にもあるのでこの本が最適解かは不明。

成功確率を高める意思決定

成功確率を高める意思決定

決断できる人は2択で考える (星海社新書)

決断できる人は2択で考える (星海社新書)

著者の個性が強く汎用性は高くないが、無意識のうちに避けている決断に気づくことができる。